弊社では特定の事業・企業がどの市場でどの程度の市場占有率＝シェアを占めているかを算定し、市場そのものの成長率等を想定することにより特定の事業・企業の成長性等を分析しています。

1つの市場を完全な独立した市場として定義することは難しく、見方を変えることで市場占有率＝シェアが逆転することもあり、特定企業がもつコア・コンピタンスが市場そのものをかえてしまう力をもつ、という状況も散見されます。
それは、同時に事業構造・収益構造・バリューチェーン・サプライチェーンすべてを構造的にかえることにもつながり、大手企業ではないベンチャー企業＝小資本で革新的・独創的な事業計画をもち、「市場のすきま」に別の大きな市場を想定・定義する力をもつ「ニッチャー」が存在できる「場」が生まれます。

市場、あるいは需要は「建物の高さ」として表現することができます。
当然、容積率という制限はここでは存在せず、様々な市場・需要がミックスすることで、「特定企業・事業に対する需要」が無限に大きく、高くなっていくこともあります。